たまぁ～～～に…(って古いかな)

♪青葉繁れる桜井の～～って歌詞が口を突いて出るようになってしまった(-。-;

やっぱり、古い人間になってきてしまったと言うことか？？？

青葉茂れる桜井の』

                                             作詞 落合直文　さん 
                                             作曲 奥山朝恭　さん


 　１、青葉茂れる桜井の　　里のわたりの夕まぐれ
　　 　木（こ）の下蔭（したかげ）に駒とめて  　　 世の行く末をつくづくと
　　　 忍（しの）ぶ鎧（よろい）の袖の上（え）に  　　 散るは涙かはた露か

 　２、正成（まさしげ）涙を打ち払い  　我子正行（まさつら）呼び寄せて
　　　父は兵庫に赴（おもむ）かん  　　彼方（かなた）の浦にて討ち死にせん
　　　いましはここ迄来（きつ）れども　　とくとく帰れ故郷（ふるさと）へ

 　３、父上（ちちうえ）いかにのたもうも　　見捨てまつりてわれ一人
　　　いかで帰らん帰られん　　此（この）正行は年こそは
　　　未（いま）だ若けれ諸共（もろとも）に
　　　御供（おんとも）仕（つか）えん死出（しで）の旅

　　４、此（この）一刀（ひとふり）は往（いに）し年（とし）
　　　君の賜（たま）いし物なるぞ
　　　此世（このよ）の別れの形見にと　　いましにこれを贈りてん
　　　行けよ正行故郷へ　　老いたる母の待ちまさん




こんな歌詞丸写しをして良いものか迷ったのだけれども。

やはり、こういう物はちゃんと後世にも伝えて行くべきでは無いかな？
と思って、掲載させていただきました。
これは父子のこの世での別れ(父:正成が死地に出向くに当たっての息子:正行に対して、
母親の待つ故郷に帰れと説得している)の場面を歌った物で、
この歌を聴くたびに、私は親子の情愛というものの大切さを思い知らされています。
親子関係の希薄になってしまった今こそ、こういう歌が必要とされるのではないのでしょうか？